IE9ピン留め
マニュアルよさらば、現場から学ぶ!
 国民性云々はよく話題にされることですが、日本のマスメディア
は特に自国民が清潔好き、礼儀正しい、几帳面などポジティヴな
側面を強調する傾向が強いように思われます。このこと自体は悪
いことではありませんが、同時にネガティヴと思われる点も指摘し
た方がより説得力を増すのではないでしょうか。

 このような切り出しになったのは、先日、英語の歌詞の母音すべ
てに発音記号を強調表記した某TVの英語番組に出くわしたから
です。番組の先生は(いわゆるReceived Pronunciationの)
「正しい」母音発音こそこの歌の生命だと教えたかった様ですが、
問題に思ったのは番組が音楽番組でなく、一般人対象の英会話
番組であったからです。
 
 意外と知られていないのですが、子音についてはどの英語圏の
人々でもほぼ同じ発声構造であるのに、こと母音については英米
豪地域内でもそれぞれ異なり、極論すると、「母音に正誤なし」が
実態です。英語の母音発音すべてに教科書的○×を持ち込むこと
は、現実を無視した“机上の空論”だと断言することができます。
 
 ほぼ半世紀以上前に実施されていた、母音の正誤を選ばせる
クイズまがいのナンセンスな筆記試験や、最近でも、ある高校の
邦人英語教師が辞書を根拠に、イギリス人AT教師が話す母音
の発音について、間違っていると生徒の面前でその教師を叱責
したとの実話を思い起こしてしまいました。

 未だにこの様な英語指導がまかり通っているのは、マニュアル
を盲信し実態を見ようとしない、ロボットタイプの先生の存在がそ
の一因かと想像してしまいます。英語に限らず、多感な若者世
代に「感動」を伴う指導を行える先生とは、大きな力に盲目的に
従うのでなく、「己の信念」に忠実な存在に違いありません。

 They are so brainwashed that they work like
robots,with no thought or initiative of their own!
例文の主語がJapanese peopleでないよう祈るばかりです。

# by will7kzk | 2011-12-29 18:20
「We are intellectual prostitutes」
さて、今回の表題は何でしょう?う~ん、最高の学歴を持ちながら援助交際している
女性達の開き直り?とでも下品に想像してしまいそうですが、TV新聞などマスコミ
での活躍を夢見ている方々なら、ご存知ではないでしょうか?!

John Swinton 、1830年スコットランドに生まれ、13才からは移民の子として
幾多の苦労を重ねたあげく、ついに1860にはNew York Timesの編集長にまで
なり、その後職を離れた1880年ニューヨークでのジャ-ナリストの会合に招かれ
the freedom of the pressについてスピ-チを依頼された時の彼のoutrage
の結び文句、「我々は知性をひさぐ娼婦に過ぎないじゃないか!」です。

"-------If I allowed my honest opinions to appear in one issue of
my papers, before twenty-four hours my occupation would be gone.
The business of the journalist is to destroy the truth, to lie outright,
to pervert, to vilify, to fawn at the feet of Mammon, and to sell his country
and his race for his daily bread. You know it and I know it, and what folly
is this toasting an independent press? We are the jumping jacks,
they pull the strings and we dance. Our talents, our possibilities an
our lives are all the property of other men. We are intellectual prostitutes."

New York Times は彼の死後、次のようなobituaryを掲載しました。

"He was never afraid to speak what he believed boldly and unreservedly......
As a man of original ideas and of freedom from the trammels of conventionality,

Swinton had many admirers, even among those whose convictions were
wholly opposed to his own
."

130年も昔の話しですが、
なんと今日的かと驚く方々も少なくないのではないでしょうか!




# by will7kzk | 2011-09-13 19:26
子供がかわいそうな国
今回のタイトルを見て、英会話上達に関係ない!と思われる方も
おられるでしょうが、あえてお考え頂きたいことがあります。

子供の状況をみればその国の将来が予測できる、と言われ
ますが、強烈な実例は今回の3.11福島原発事故において
情報隠蔽により、多くの子供達が被曝させられた事例です。

日本人が自分の子供の命を守るために、自国の気象庁にでなく、
ドイツの気象庁にまでデータをとりに行かなければならない事実!

このことで関係省庁を非難することは簡単ですが、問題の根は
もっともっと深いと考えることが必要でしょう。難関の公務員一種
試験を突破したエリ-トの方々すべてが、省益と自分の出世だけ
しか想像力の及ばない人々とは考えられません。

彼らのすべてが小中学生の頃から、難解な英米文学作品の
訳読に、英語入試の難問に骨身をけずり努力された方々で
あろうことは疑う余地がありませんが、問題はそれらから
「何を学んだか?」です。

良い成績をとって良い学校に入ることは、「現実的利益」だけを
モット-とする方々にとって当然ですが、小中高の教育現場すべて
が、このことに疑問を持たない方々によって占有されているとしたら、
我国の未来に安心はできません。

ビルゲイツさんのサイトを覗くと、All lives have equal value
の文字が目に入りますが、彼らの教育の一面を見ようとしたら
例えばgogleの検索窓にdebating current issues と入れて
下さい。実に1210万件がヒットし、 その多くが量質ともに豊富な
resources とreferencesをバックにしており、一部の「識者」が
言うように、相手をやり込めるテクニックを主目的にしているもので
ないことは容易に理解できます。

ここでのさらなる驚きはこれらのサイトが中高生の年齢をも対象と
していることです。一方的にこうだよ、ではなく、「想像力を育てる、
考えさせる教育、Be independent と教える教育」を見るに付け
「教育の究極の目的」に心を寄せるお父さんお母さんが一人でも
増えることを望まずにはおれません。



# by will7kzk | 2011-06-21 19:20
何を話すか?!
毎日のように、就活がどうこうというニュ-スを聞きますが、
若い人をかわいそうに思うのは、他例と同様に、英語教育
においても『目的と手段の混同』が行われているからです。

相手に誤解なく自分の意思を伝える為「どのように話すか」
は大切ですが、文法知識や対訳語彙を増やすことだけが
最終目的となってしまい、残念なことに現実の社会に殆ど
興味をお持ちにならない方に遭遇することが多いのです。

日常生活での会話と同じように、「現実の社会」について
話すのは社会人として当然ですが、『時事英語』との厳し
い対訳表現により、多くの人々がoff limitsされています。

ニュ-スには三面記事から天気、政治経済芸術スポ-ツ
と世界の現実についてありとあらゆる事象が満載です。
実用的な外国語なら、これ以上の教材があるでしょうか?

ケネディやリンカ-ン演説の引用記事からアメリカ社会
の一面を、クロムウェルについての断片からアイルランド
問題の一因を、ネット検索で簡単に知ることが出来ます。

一定の教養をもった英米人との対話では、日本史の詳細
などではなく、彼らのおおざっぱな歴史(西欧史)を知って
おくことがいかに意思疎通に役立つか、幾度も体験済です。
通常、世界史とはヨーロッパ史と中国史を意味するからです。

今日からは英語力の優劣ではなく、少々awkwardで下手な
英語でも「話す内容を持つ人」を目差そうではありませんか!


# by will7kzk | 2011-02-23 19:22
2011,Be independent!
残すところあと8時間弱となりましたが
今年を一言で平たく表現すると
「正体がバレちやった年」ではないでしょうか

それを象徴する出来事は何といっても、
http://www.wikileaks.org/やdemocracy now
と検索すれば、誰でも国家の極秘情報の一部に
触れられるようになったことです

このことは、あらゆる為政者、マスコミにとって、
これから始まるであろう、自らの「危機の予兆」
と言えるかもしれません

信じ難いことですが、今日でも、選挙や広報宣伝
に携わる方々のバイブルとされているのが、ナチス
の天才ゲッぺルスによるプロパガンダ手法だそうです

一般大衆はTVを道具とした大きな力に洗脳されている
とも言われますが、インタ-ネットにまで検閲が及んで
いない我国では、あらゆる情報に自由にアクセスでき、
自らの責任さえ守れば、どんな「権威」にも洗脳や命令
されることなく、自分で判断することが許されています

英語教材という小さな世界でも、例えばGoogleで
Business abbreviationと検索すれば1420万件が
ヒットし、そこの1サイトの検索窓にUと放り込むと
省略文字Uがビジネス分野だけで107件使われ、
そのうちyouが最多であると、数秒で知ることが
できます。これでは、いかなる権威も勝ち目は
ありません。

2011年こそは、情報という大海を泳ぐ技術、英語
のさらなるbrush upで、いかなる「権威」にも操縦
されない、independentな個人を目指そうでは
ありませんか!






# by will7kzk | 2010-12-31 15:53
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