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英会話上達法

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「ニュースじゃなく、会話が習いたいんです!」

このようなご要望を、英語力は上級
と思える方からさえ、お聞きすることがあります

しかしこのご要望は、社会で起こっていることは
「私には関係ない!」との意識からではなく、
あたかも「英語という科目は単独で存在する」、
といった「錯覚」からと思われます

このような「錯覚」に陥るのは、
日本の中学高校で近現代史を殆ど教えない
ことにもその一因があるのではないでしょうか

語学留学から帰国したある生徒によると、
ある時アヘン戦争から今日までの話になり
熱弁をふるう中国韓国の若者とは対照的に、
殆どの日本人は「.......」と完黙状態だったと。
沈黙していたのはわざとではなく、また
英語力の極端な不足に因るものでもなく、
殆どの日本人が当時の歴史自体を全く
知らなかったからだと思う、との話でした。

「会話」とは、子育てや老人介護、年金、
ガソリン価格、不正規雇用、犯罪対策など、
連日ニュースになり、自分の生活にも関係する
話題も含むのが自然ではないでしょうか

ある元首相が「投票日に雨が降ってくれないかな....」
(投票率がさがるので)と漏らした実話は有名ですが、
このように、国民は◯◯だから投票しないほうがよい、
と思っている政治家、官僚は少なくないのかも?

「知らしむべからず、依らしむべし」とは、明治以来今日まで、
国民にたいする為政者の一貫した哲学といわれますが、
この「弊害」は廻りに回り、ついには自分たちに及ぶという
イマジネーションが、なぜ浮かばないのでしょうか?

話を書き出しに戻しますが、その方は何回かの
NEWS記事を使ったレッスンを受けるにつれ、
「ニュースの方を習いたいのですが...」と
別人のように変られたのです!

感林丸で渡米した勝海舟は、口角泡を飛ばして
激論をした者同士が、その後何事も無かったかのように
談笑し食事を共にしている光景に、驚嘆したと伝えられます

一世紀以上経った我国をみるに、論理的にdiscuss , debate
を行うのではなく、始めから摩擦をさけて沈黙するか、
感情だけのquarrelに終ってしまう光景を少なからず目にします

「対話とは?」についてもその教育が充分行われてこそ、
我々の未来は明るくなるのではないでしょうか。
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by will7kzk | 2008-10-16 14:54