英会話上達法

スキー&スノーボード2004-2005

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マニュアルよさらば、現場から学ぶ!

 国民性云々はよく話題にされることですが、日本のマスメディア
は特に自国民が清潔好き、礼儀正しい、几帳面などポジティヴな
側面を強調する傾向が強いように思われます。このこと自体は悪
いことではありませんが、同時にネガティヴと思われる点も指摘し
た方がより説得力を増すのではないでしょうか。

 このような切り出しになったのは、先日、英語の歌詞の母音すべ
てに発音記号を強調表記した某TVの英語番組に出くわしたから
です。番組の先生は(いわゆるReceived Pronunciationの)
「正しい」母音発音こそこの歌の生命だと教えたかった様ですが、
問題に思ったのは番組が音楽番組でなく、一般人対象の英会話
番組であったからです。
 
 意外と知られていないのですが、子音についてはどの英語圏の
人々でもほぼ同じ発声構造であるのに、こと母音については英米
豪地域内でもそれぞれ異なり、極論すると、「母音に正誤なし」が
実態です。英語の母音発音すべてに教科書的○×を持ち込むこと
は、現実を無視した“机上の空論”だと断言することができます。
 
 ほぼ半世紀以上前に実施されていた、母音の正誤を選ばせる
クイズまがいのナンセンスな筆記試験や、最近でも、ある高校の
邦人英語教師が辞書を根拠に、イギリス人AT教師が話す母音
の発音について、間違っていると生徒の面前でその教師を叱責
したとの実話を思い起こしてしまいました。

 未だにこの様な英語指導がまかり通っているのは、マニュアル
を盲信し実態を見ようとしない、ロボットタイプの先生の存在がそ
の一因かと想像してしまいます。英語に限らず、多感な若者世
代に「感動」を伴う指導を行える先生とは、大きな力に盲目的に
従うのでなく、「己の信念」に忠実な存在に違いありません。

 They are so brainwashed that they work like
robots,with no thought or initiative of their own!
例文の主語がJapanese peopleでないよう祈るばかりです。
by will7kzk | 2011-12-29 18:20